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02年11月16日 セレッソ大阪戦(Part2)

大阪府大阪市 長居スタジアム

さて試合。(思い出したくね〜)

試合開始直後から、果敢にアタックをかける我が攻撃陣。
しかしこの日のセレッソ、さすがに気合いが入っている。徐々に相手のペースに。やばいなあ。

そして前半17分。大久保に先制ゴールを許す。

相手の放り込んだボールの処理で、カツヲ先生と直樹が一瞬躊躇したような感じになったとき、 そこに大久保がすばやく飛び込んで持っていかれた。
絶対にやりたくなかった先制点を・・・・

それでもまだ時間はたっぷりある。気を取り直して応援にもより熱が入る。

このときは、みんな逆転してくれる事を信じていた。何しろ勝つしかないのだ。
それは選手達が一番良くわかっている。

しかしなかなか思うように攻められない。むしろ、より相手に押されているではないか。
どうした、意地を見せてくれ。まだ終わりたくはない。


試合は後半へ。苦しい状況に変わりは無い。

そして、そして・・・・・・・・・・・・・・・・・後半15分、セレッソ追加点。2-0。

沸きまくるセレッソサポーター達。いよいよ追い詰められた新潟。

この時点で、我々は3点取る事が出来なければ終戦。 しかし依然思うようなサッカーが出来ぬまま、時間だけが過ぎてゆく。気が焦るばかり。

そして既に後半もロスタイムへ。そこでトゥルコビッチに今日2点目のゴールを許す。3-0。 もはや絶望的である。


しかし、その直後にかつて無いほどの大きな声で「アルビレックス」コール が始まりました。私も当然その中の一人でした。しかし私のそれは、いつもと違って、選手達を応援するための ものではなかったような気がしました。

何ていうか、感情が崩れ落ちて行くのを、大声を出す事で必死に食い止めているような感じだったのです。

しかし、この辺りから私の隣で、同じように大声を出しつづけていた男性の声がパタっとしなくなりました。 どうしたんだろうと横を見ると、すでに彼の目から滝のように涙が零れ落ちているではないですか。

で、後ろをそーっと見ると・・・・

みんな涙目でした。

こんなキツい展開になってしまうとはなあ。私もここから涙交じりになってしまいました。

そして試合終了。歓喜のセレッソイレブンとサポーター。 一方、目前であまりにも受け入れ難い現実を突きつけられたアルビレックス。 一年間昇格を目指し、必死で進んできた道があっけなく閉ざされた瞬間。本当に辛かった。

私もこの時既に涙モードでした。過去、自分でプレイあるいは生観戦・テレビで様々なスポーツをし、見て来ましたが 悔しくてこれほどマジ泣きしたのは初めてでした。去年の京都戦や山形戦の時とは違う感情。はるかに次元の違う悔しさ。 そしてそれは我々サポーターだけでなく、選手達も同じ。いや選手達のそれは、我々のよりも上だったでしょう。

そんな自分達と選手達を必死に奮い起こそうと、捲き起こる「アルビレックス」コール。 選手達がピッチから消えてもなお、続きました。

試合終了後のセレッソのセレモニー。しかし帰る人はほとんどいません。

最後にセレッソイレブンが場内一周。
我々のところに来た時、眞中選手(だったと思います)がお互いの健闘を称えるかのように、両手を頭の上に掲げて拍手。 私思わず、拍手すると同時に「(J1で)待ってろよ!必ず行くぞ!」と叫んでおりました。


後日、あまりサッカーに興味の無い、口の悪い知人に 「せっかく現地までいったのに・・・金の無駄遣いだったんじゃ?」 などと言われましたが、決して金の無駄遣いなんかではなかった。 むしろ目の前であの悔しさを味わえて良かった。

何ていうか、自分でも不思議だったんですよ。
なぜこんなに泣いてしまうのかってことが。

これまで自分でも気が付いていなかったんですね。 これほどチームに対して思い入れがあったってことを。

その自分自身が気が付かなかったチームへの愛情、そしてこれからも応援する事ができる喜び。
これを自覚することが出来ただけでも行って良かった。

そして、今日味わった悔しさは絶対忘れない。


深夜の寝台特急で帰路に就き、直江津駅に帰ってきた時には午前2時半過ぎ。 冷たい北風が吹き付け、既に真冬の気配が漂う街を見ながら思いました。

この辛い冬を乗り越えれば、必ず暖かい春がやってくる。
そう信じてこれからも戦おう。


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