2月2日、白石での敗北で一度は消えかけたプレイオフの夢。
しかしそこから、僅かばかりの望みをかけて選手達が見せてくれた粘りは、我々サポーターですら予想できないものであった。
2月9日のトヨタ戦、そして2月15日の東芝戦。アウェイという厳しい条件の中、執念で勝利を掴み取る。 これが我々に幸運を呼んだのか、最終節を前に、プレイオフ出場残り一つの椅子の争いは思わぬ様相を見せる。
新潟と共にその座を争っていた松下電器、そして三菱電機の内、 2月16日に松下との直接対決に敗れた三菱がまず脱落。
そして残る新潟と松下の直接対決である。
ここまで新潟は8勝11敗、松下は10勝9敗で星二つの差。共にリーグ戦は残り二試合。松下があと一勝、あるいは我々が一敗でもすれば 松下のプレイオフ進出が決まる。
我々が次へ進むためには、
条件は厳しい。しかし松下の残りの相手がアイシン、我々はホームでのOSG戦を残していることを考えると、決して 非現実的なものとも言えないのである。
この思わぬチャンスを目の前にして、新潟サポ達もヒートアップします。当初最低開催人数である10人以上の参加も危ぶまれたバスツアーが、なんと定員44人 満員御礼。キャンセル待ちまで出る盛況ぶりになりました。
私も厳しい条件ながら、昨年のJ2リーグ最終盤を思い起こすような展開に、プレイオフ進出だけでなくあの長居での屈辱をも 払拭しようとかなり燃えていました。
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| ここから念を放出する |
で、持っていったのが左の写真のダンマク。長居でも貼ってました。
ベタな言葉ですが、今回は都合で現地に行けない多くのサポーター達の「魂」も一緒に応援するんだと いう思いで用意。
前述の通り長居でも貼っていたので、「オイちょっと縁起悪いんじゃないのか」という心の声も聞こえてはいましたが・・・
あと、より応援を揃えられたらな〜という目的で、ついに太鼓まで用意。これは知人に食事一回分で譲って頂いた物。 出費は\2,000-もしない。安いもんです。「但し叩くのはないよ」と言われたので事前に買いに行く。ここで今まで「バチ」と 呼んでいた物は、実は「マレット」という名前であるということを初めて知りました。
楽器店の隅に置いてあったマレットを手に取り、ふと値札を見ると・・・・・・・ご、五千円?
こんなに高い物だとは知らなんだ〜。いい勉強させて頂きました(泣
| 今回の合言葉はこれ! |
当日、早朝の万代バスセンター。くれよんの待合室で、白石でのバスツアーでもご一緒だった方から、いきなり 「ARさんですか?」と声をかけられる。そこで初めて白石のバスツアー後にこのサイトを公開 したことを思い出し、ちょっと恥ずかしくなる。
もっともその甲斐あってか、つるさんをはじめ多くの方とお話しさせて頂くことが出来ました。皆さんありがとうございます。
ところで今回のバスツアーは満員と言うことで、前回とは違い、自分の隣の席に他の方が座ることになります。
サッカーのバスツアーでもそうですが、こういう時に隣の方といかにコミュニケーションをとり、 フレンドリーに過ごせるかということは、ツアーを楽しむ為の重要な一要素でもあります。
私の隣の席に座られたのは、オフィシャルWEBサイトのBBSでもすっかりおなじみ、 大御所CB250セニアさん。これはちょっと嬉しい。既にツアー代金のモトを取った気分である。
横須賀での東芝戦につるさんに預けたダンマクを、セニアさんに持ってきていただいたのでそのお礼も含めてご挨拶。
一通り会話を交わした後、カバンからおもむろにCDウォークマンを取り出すセニアさん。 噂の「松下電池切れ作戦」を早速実行されております。このあたりの行動力はさすがです。
糸魚川を過ぎた頃には、早くも電池切れに。海外ではその評判の良さから偽物まで作られるほどの 難敵Panasonic製乾電池を、いとも簡単に日本海の荒波に沈めておりました。
そしてこの快挙(?)をすかさず車内に報告、それを受けて一同、拍手喝采。
この他車内では、バスツアー恒例となったビデオ上映会が。先週の横須賀での東芝戦も流されました。そしてこの試合を、 現地で生観戦されたセニアさんの豪華解説付きで堪能。
いや、いろいろネタを書かせて貰ってますが、本当にセニアさんのお陰でこのバスツアーを30倍楽しむことが出来ました。 この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
ビデオ鑑賞の途中、この日バスに同乗していたNT21のテレビ取材クルーが我々にカメラを向ける。
東芝戦のビデオを見ていたからではないですが、カメラマンの人はちょっと節政に似ていました。
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| 前座の試合を観戦する新潟サポ達 |
決戦の地、福井県営体育館に到着したのは12:00頃。
前座の日本リーグの試合(北陸電力vs豊田通商)が既に始まっておりました。我々はフロア席のアルビベンチ裏に陣取り、 まもなくやってくる決戦への緊張を隠しつつの観戦です。
私など、この時既にかなりドキドキしておりました。
実はこの日、応援アイテムとしてもう一つ用意してきた物がありました。チアスティック30個。 自前で事前に購入しておいたもの。当然オフィシャルグッズです。
近くで観戦する地元の人に配って一緒に応援して貰おうと思って用意してました。事前に庄司選手の母校である 北陸高校の選手達が観戦に来ることを聞いていたので、彼らにあげようかなあ、と思っていたのですが、残念ながら 彼らは既に反対サイドの一角に陣取っており断念。
ならば我々のすぐ上のスタンドにいた子供達にあげようと、フロアからチアスティックを束で投げ入れる。嬌声をあげながら スティックに群がる子供達。しかしこの行為が、とんでもない間違いの元でした。
私がスティックを投げ入れるのを見て、自分も貰おうと余計に人が群がります。「もう無いよ」と言っても聞きやしません。 カメラを取ろうと荷物に手をかけると、更に投げ入れると思ったのか「今カバンから出すよ」「兄さんこっちこっち」などと叫ぶ始末。
どうやら彼らは私を「応援グッズを配るチームスタッフの人」だと勘違いしている様子だ。しかもタダで貰える物と思っているみたい。 何よりきつかったのが、私が歩くと、彼らの目がそれに合わせて移動すること。
あまりのスタンドからの視線に耐えきれず、ツアーバスに同乗していた安田さんからスティックを購入。まず40個。 しかしそれでも収まる気配は無い。
更に30個購入。ここまでくると、私ももうどうでも良くなっておりました。
結局、この日チームが持ってきた90個のスティックが見事に完売しました。